でも、その隣にいた太陽くんの頬が赤くなっていくのを見て、こっちまで恥ずかしくなり元希の暴言なんかすっかり忘れていた。
自意識過剰かもしれないけど、太陽くんはあたしにかなり好意を持ってくれてるのかもしれない。
こういう反応をされたことがないから戸惑っちゃうし、どうすればいいか分からないけど、ただとても嬉しい。
「はーい、太陽がももたろーに見惚れてまーす。きもーい太陽きもーい」
「うるせーな!そ、それより、早く行こ!」
そう言って先頭を歩き出した太陽くんは、まだ耳がほんのり赤くて、不覚にも可愛いなあと思ってしまった。
お祭りが行われている場所へ行くと、既にたくさんの人で賑(にぎ)わっていた。
地元のお祭りだから同じ中学の人もたくさんいて、懐かしさも感じられた。
屋台ではチョコバナナ、お好み焼き、かき氷と定番のものを買って食べた。
毎年やってるヨーヨーにも挑戦しようとしたら元希に「小学生かお前は!」とバカにされたので止めようとしたら、太陽くんが「俺もやろっかな!」と一緒に来てくれたことにビックリした。



