平助side



「これはいったい…」



「土方さん、この三人生きてますよね?」



床には俺、新ぱっつあん、左之さんが転がっていて、頭には大きなこぶができている。



「っ〜!!」



「勝手に俺たちを殺すな。」



「危ねぇ、もう少してあの世が見えそうになったぜ…」



二人はもう平然としているが、俺まだ痛みに呻く。



「平助、てめぇが話して欲しいだの言ってるから俺も待ってたが、逃しちゃ意味ねーだろ。」