また、君を笑わせよう

「ほらみろ。顔真っ赤だぜ?」



「平助も年頃なんだね。僕にはよくわからないけど。」



「うるせーうるせーうるせー!!!ていうか俺が言いたいことはな、あいつのことを土方さんに言うか言わないかなんだよ!!」



早口でまくしたてる。



「ありゃ、そういうことか。なーんだつまんないの。」



新ぱっつあんと左之さんが残念そうな顔をする。



「なぜ、副長に報告するしないに迷っている?」



一君の冷静な質問で俺は少し落ち着き、咳払いをした。