「平助今だ!行ってこい!」



新ぱっつあんが俺を影から押し出した。



いつの間にか子供たちは帰っていて、あいつは一人になっていた。



「頑張れよ、平助。」



「僕の言いたいこと、わかってるよね?」



「武運を祈る。」



「お前なら大丈夫だ!」



四人の変な応援を背に、俺はあいつの前に立った。



平助side.end