誰でもいいから彼氏がほしいんです!




「え?え?もう帰ろうよ!
てかわたしは帰るよ?じゃあね?」


「ねえ、少しだけ待ってて…?一条俺のこと好きでしょ…?ちょっと下行ってくるから、鮫島とふ・た・り・で!待ってて…?」


ふたりでをやけに強調しながら言ってきた。
なにごとかな…?

あーかわいい、かっこよすぎるでしょ…
清原くん…。

清原くんの上目遣いを食らったから、待ってるか…

とりあえず、荷物の準備をしよう…。


そう思い、立ち上がった瞬間…



ーーーダンッ…!



えっ…?

なにが起こったのかわからず、ゆっくりと顔を上げた。


ち…近い…。
鮫島の顔が息のかかりそうな距離…。


「ちょっ…。ち、ちかいよ…
はなれて…」


ギリギリ声を出すと、

鮫島はニヤッと笑みを浮かべ、


「次、お前しゃべったらキスするよ?」



「えっ…?え…えええっ!?!?」


鮫島の性格の変わりようにびっくりした。
だってだってだって!
あのいつも馬鹿な鮫島が真剣な表情なんだもん!


「ねぇ、鮫島…?なんの冗だ…」


一瞬目の前が真っ暗になり、唇になにかが当たった気がした。