しょうがない。今日だけいってやるか。
わたしのアイドルの清原くんがお願いするなら…。
こうやって、男子と話してる時間が一番楽しいわ…。
昔から自分の顔が嫌いで、特に口が気に入らなかった。
八重歯があると言うと、なぜか女の子達には羨ましがられた。
しかしその八重歯だけならまだしも、まさかの出っ歯なのだ。
そして、下の歯並びはグチャグチャでもう整形のしようがない程だ。
この歯並びを見せたくないから、高校に入学したときからずっと毎日マスクをかけている。
まあ、よくこの二人にはマスクを取れって言われるけど、本当に嫌な部分には突っ込んでこないっていうか…
優しいんだと思う…多分。
「今日だけだけだからね。」
そう答えると、2人はなぜか不敵な笑みを一瞬浮かべた。
「やった!そうと決まったら、はやくいくぞ。」
鮫島に引っ張られ、
急ぎ足で優也の家に向かった。
