諦めきれなくて、忘れられなくて

ふわっと映し出したホタルの光のように満ちてゆく

潮の流れのようにいつまでも満ちてゆく

燃えて揺らめいて儚い想いよ

僕は海 陸に上がれないよ

両手を伸ばせば少しは近くなるかな

君は海 息を潜めてるよ

瞳をこらせばすぐに見つかるのに

僕は海 小さな船浮かべて

入り江のさざ波ゆっくり漕いでゆこう

此処は海 今夜会いたいよ

静かな浅瀬で君を想っているよ