ヤキモチやかせたい!

授業終了のチャイムが鳴る。


終わったぁ!
今日の授業はこれで終わり!


先生が教室を出る前に捨て台詞をはく。


「中間近いんだから、気ぃ抜くなよ!」


去り際の先生にチラリと睨みつけられた。
はいはい。
重々承知しておりますよぅ!


でも今だけ許してね、先生。


今は早く森田くんに会いたい!
早く担任が教室に戻ってきてホームルーム終わらせて放課後になればいいのにー!


「七海、少し落ち着け。」


背後から聞こえてきた知寿ちゃんの声。
あきれた顔で私に近付いてきた。


「えっ?私そんなに落ち着きない?」


私が聞くと


「だからなだめにきたんだけど?
はたから見ると挙動不審だよ。」


苦笑いの知寿ちゃんに肩をポンポンとなだめられた。


そんなに落ち着きなかったかー。
は、恥ずかしっ…。


「えへへ…知寿ちゃん、教えてくれてありがとう…。」