「何泣いとんのや……
いい歳したおっさんが」
声の方に目を向けると、缶ジュースを2本持った笹山さんが立っていた。
笹山さんは、近くにあった椅子に座る。
「恭子から話は聞いたで。ごめんなー。
何も聞いてヘンかってんな」
「何もってなに?」
申し訳無さそうに謝っていた。
「恭子な白血病やねん」
「え?」
なに?このパターン。
なんとなく読める。
聞きたくない。
だけど、笹山さんの言葉が耳に入る。
「んでな。脊髄移植をせな助かれへんって言われてな。
そんなんすぐに適合者なんて見つかるわけないやん?」
「そうですよね……」
家族ですら適合する人が少ないのにすぐに適合者なんて見つかりっこない。
と言うか、橘さん白血病なの?あんなに元気だったのに?
いい歳したおっさんが」
声の方に目を向けると、缶ジュースを2本持った笹山さんが立っていた。
笹山さんは、近くにあった椅子に座る。
「恭子から話は聞いたで。ごめんなー。
何も聞いてヘンかってんな」
「何もってなに?」
申し訳無さそうに謝っていた。
「恭子な白血病やねん」
「え?」
なに?このパターン。
なんとなく読める。
聞きたくない。
だけど、笹山さんの言葉が耳に入る。
「んでな。脊髄移植をせな助かれへんって言われてな。
そんなんすぐに適合者なんて見つかるわけないやん?」
「そうですよね……」
家族ですら適合する人が少ないのにすぐに適合者なんて見つかりっこない。
と言うか、橘さん白血病なの?あんなに元気だったのに?



