(大翔side)

「大翔さん、ご指名です」

その言葉を聞いて控え室から表舞台へと移動する。

「お待たせしました。大翔です」

お客さんの前で挨拶してから隣に座った。


「大翔~もっとこっち~」

20代の若い女性は俺が座った瞬間腕を回し抱きついてきた。