店内からは賑やかな話し声が聞こえてくる。私達の間だけ時が止まったように静寂が包みこむ。
「あの、失礼します。大翔さんご指名です」
この静寂を破ったのは突然下りてきた声だった。
教えに来てくれた男性が指す方向には私達のいる場所とは離れたところにある白いガラス張りの仕切りがつくられている空間。透明ではないため影のようにみえる程度だ。
「あの、失礼します。大翔さんご指名です」
この静寂を破ったのは突然下りてきた声だった。
教えに来てくれた男性が指す方向には私達のいる場所とは離れたところにある白いガラス張りの仕切りがつくられている空間。透明ではないため影のようにみえる程度だ。


