涙、見られてたよね…

そんなこと構ってる暇ないか…。



何日かしたら彰人さんから電話が来るはずだ。

まずはそれまでにできることをしなくては。



と、背後から突然気配がした。私の肩に置かれる手。

「速いね。やっと追い付いた」