いくら姿形は同じものでもあげた者でもなければ品物も違う。理央にとっては兄貴から貰ったものだけが本物なはずだ。だから俺のしていることはただの真似に過ぎないと思う。
俺だってそんなことはわかっているはずだった。だったのに…な。
「…う…」
「ん?」
「う…れし…すぎ…て」
顔をあげた理央はずっと堪えていたのだろう。涙をいっぱいに溜めて潤んだ瞳で俺をみた。
「…あり…が…とう」
泣きながら、けれど笑って俺に言った理央は本当に嬉しそうだった。
俺だってそんなことはわかっているはずだった。だったのに…な。
「…う…」
「ん?」
「う…れし…すぎ…て」
顔をあげた理央はずっと堪えていたのだろう。涙をいっぱいに溜めて潤んだ瞳で俺をみた。
「…あり…が…とう」
泣きながら、けれど笑って俺に言った理央は本当に嬉しそうだった。


