すでに俺の知ってることは洗いざらい話している。
「優奈さんが兄さんを好きになって…それで優奈さんは兄さんと付き合い始めたんですか?」
俺をみながら少し遠慮がちに話す彼女は俺のことを気にしているのだろう。もう昔の話だ。今はあいつをみてもなにも感じない。それに…なにもそんな顔をさせたい訳じゃない。
「いや、それが少し違ったらしい。俺はてっきりそうだと思っていたが、優奈と陸は付き合ってはいなかった」
そう、あの日。あの事件の日。仲良く話す二人をみて俺はぼんやりとそう思った。でも実際は違っていた。そしてそれがわかったのは陸が逮捕されてからだった。
「陸が逮捕されてから優奈は俺を指名してRIONに通うようになった。優奈は俺に言ったんだ。陸にフラれたって」
「優奈さんが兄さんを好きになって…それで優奈さんは兄さんと付き合い始めたんですか?」
俺をみながら少し遠慮がちに話す彼女は俺のことを気にしているのだろう。もう昔の話だ。今はあいつをみてもなにも感じない。それに…なにもそんな顔をさせたい訳じゃない。
「いや、それが少し違ったらしい。俺はてっきりそうだと思っていたが、優奈と陸は付き合ってはいなかった」
そう、あの日。あの事件の日。仲良く話す二人をみて俺はぼんやりとそう思った。でも実際は違っていた。そしてそれがわかったのは陸が逮捕されてからだった。
「陸が逮捕されてから優奈は俺を指名してRIONに通うようになった。優奈は俺に言ったんだ。陸にフラれたって」


