「なんだか…似てますね」
突然静かに言った私に不思議そうにみる大翔さん。
「…似てる?」
「憎んだことはなかったけれど私もずっと兄さんが羨ましかった。兄さんはいつも何でもできて、私はそんな兄さんをいつもみてきました。兄さんには敵わない、いつのまにかそう思うようになってた」
小さい頃から何でもできた兄。私はずっとそんな兄の背中をみていた。周囲からは兄を見習えと言われ、いつかあの背中の向こうへたどり着きたい。そう思ってきた。
けれど成長するととともにそれが敵わないことだとわかった私は兄をさらに遠い存在だと感じていた。
突然静かに言った私に不思議そうにみる大翔さん。
「…似てる?」
「憎んだことはなかったけれど私もずっと兄さんが羨ましかった。兄さんはいつも何でもできて、私はそんな兄さんをいつもみてきました。兄さんには敵わない、いつのまにかそう思うようになってた」
小さい頃から何でもできた兄。私はずっとそんな兄の背中をみていた。周囲からは兄を見習えと言われ、いつかあの背中の向こうへたどり着きたい。そう思ってきた。
けれど成長するととともにそれが敵わないことだとわかった私は兄をさらに遠い存在だと感じていた。


