Blue Bird

「まだ帰らないのか?」

中に入り陸に声をかけた。


「これが終わったらな。今日中には終わらせたいんだ」

言いながら俺には目を向けずひたすらノートをみる陸に俺も気になってノートを覗きこんだ。



「これ…全部書いてるのか?」

それは客の個人情報だった。誕生日、好きなものから始まり一人一人の特徴や性格が事細かに書かれていた。


「ああ。まだ足りないけどな」

なるほどな。俺はこいつには敵わない。この時心からそう思った。