Blue Bird

「りお…!」

目の前というところまできたとき、はっきりと聞こえてきた。


誰かが自分を呼ぶ声だった。それも聞いたことのないような声。


ぼーっと声に耳をすませ立っていると力強く誰かに抱き締められた。


ゆっくりと離れた体。目の前の彼をみて驚く。

「瞹…くん?」

息を荒くしてこちらをみる彼はなんだか別人だった。