Blue Bird

そんなことを思い始めいつの間にか歩くのをやめて座り込んだ。皆はどうしてるかな。

真里のことだから初めからこれが目的だったんだろうな。私を一人にして犯罪者の妹だって思い知らせるため。居場所なんてないのだと教えるため。


「…思い知ったよ」


泣きそうになるのを堪え口を開けば、か細い声が聞こえてきた。いっそこのまま消えてしまいたい。このまま暗闇に溶け込んで。そう思ったときだった。遠くから声が聞こえてきた。それは何かを叫んでいた。

そっと立ち上がり声の方へと近づいていく。次第に近くなる声。


「お…!」