Blue Bird

「そうそっ。あたしの友達ー」

私が口を開く前に真里が彼に説明した。友達ということになってるらしい。


「おい、いつまで読んでるんだ?」

その男性がベンチの方に向かって声をかけた。


振り返ると先程まで座って本を読んでいた男性が声に反応し静かに立ち上がるところだった。


「ごめんごめん」

そう言って私たちの方に駆け寄る彼をみて驚いて目をそらしてしまった。