Blue Bird

(理央side)

「理央ちゃん、今日はもう遅いから帰りな」

私が泣き止むのを待って遼司さんが優しく声をかけてくれた。


「俺が送る」

ぶっきらぼうにそう言ってくれたのは大翔さん。先程のこともあって混乱してるはずなのにいつも通り接してくれている。


遼司さんと別れて私と大翔さんは二人で並んで歩いた。不思議だった。シルバーレインに入るときは心細かった夜道も隣に人がいるだけで安心できた。