Blue Bird

好きな気持ちがどんどん募って抑えられなかったのだろう。いつしかお客ではなく一人の女性としてしか見られなくなってしまったのかもしれない。



「だが、あなたも知ってる通り麗美はただ者ではない。彼女のバックにあるものはそれを許さなかった」


彼女の後ろには数えきれない大物がいる。誰か彼女のことを入れ込んでいても不思議ではないだろう。

いや、彼女は大物政治家の愛人。もしかしたら他の誰より大きいのはその人かも…