Blue Bird

「よかった」

素直に言った私の言葉にもう一度笑ってこちらをみる彼。


「それで、あそこで何をしてたの?」

ところがその顔は突然射抜くような鋭い視線に変わった。作業をしながら聞く遼司さんの顔はもう笑ってはいなかった。


「何って…眺めてたんです」



「なにを?」



「ネックレス」



「それだけ?」



「他になにがあります?」