「映画監督の方が、一体僕達に何の用ですか?」
Kouyaが不思議そうに尋ねる。彼の疑問はもっともだ。五人は慎一と会ったことがなく、映画好きのRaiseiとKazamiが、DVDジャケットの裏側に名前を見たことがあるくらいなのだ。
「よくぞ聞いてくれました。今日来たのは、あなた達にお願いというか、お話がありましてね。」
慎一が勿体ぶったように言うので、Setsuna達はウズウズしている。そんな彼らをクスリと笑った硝子の視線を受けて、慎一は一呼吸置いて言った。
「……皆さんに、映画の主題歌を歌って欲しいんです。」
五人は信じられないという顔をして「えーっ!?」と叫んだ。突然のことに驚くのは当然だが、彼らのあまりの仰天ぶりに硝子は吹き出してしまった。「面白い子達ですねぇ」と言った慎一が、再び交渉を始める。
「社長さんと山内さんには了解を頂いてますから、あとは皆さん次第です。引き受けて下さいませんか?」
五人が顔を見合わせる。答えは初めから決まっていたのだろう。笑顔のKouyaがQuintetを代表し、慎一に返事をした。
「……勿論、喜んでお引き受けします!!」
Kouyaが不思議そうに尋ねる。彼の疑問はもっともだ。五人は慎一と会ったことがなく、映画好きのRaiseiとKazamiが、DVDジャケットの裏側に名前を見たことがあるくらいなのだ。
「よくぞ聞いてくれました。今日来たのは、あなた達にお願いというか、お話がありましてね。」
慎一が勿体ぶったように言うので、Setsuna達はウズウズしている。そんな彼らをクスリと笑った硝子の視線を受けて、慎一は一呼吸置いて言った。
「……皆さんに、映画の主題歌を歌って欲しいんです。」
五人は信じられないという顔をして「えーっ!?」と叫んだ。突然のことに驚くのは当然だが、彼らのあまりの仰天ぶりに硝子は吹き出してしまった。「面白い子達ですねぇ」と言った慎一が、再び交渉を始める。
「社長さんと山内さんには了解を頂いてますから、あとは皆さん次第です。引き受けて下さいませんか?」
五人が顔を見合わせる。答えは初めから決まっていたのだろう。笑顔のKouyaがQuintetを代表し、慎一に返事をした。
「……勿論、喜んでお引き受けします!!」



