しばらく演奏に耳を傾けていた琉生はピアノの音がなりやんだことで、ゆっくり目をあけた…
「わぁっ…!?」
「あははっ、びっくりしたー?」
目をあけると目の前にニヤニヤしながら琉生を見ていた女の子と目が合い驚いた琉生は大きな声を出し叫んだ
ー…え?え?いつからいたんだ!?
ー…ガラッ…
「………えーと…阿部ちゃんと…どちら様でしょう…?」
琉生の目の前でいまだにニヤニヤする少女と目を見開き驚き困惑している琉生、
そしてピアノの音がしていた教室のドアをあけ二人をみると首をかしげる少女の3人が廊下で鉢合わせたのだった
ー…


