「……どうでした…?」
演奏し終えたつばさは、ドキドキしながら琉生に控えめに声をかけた
「んー…悪くないと思うよ?けど…」
「「けど?」」
「何て言うのかなぁ…俺歌とかホントそんなに聴かないからかなぁ、サビ?とか主張?したいとこがどこなのか、あぁー…境目がいまいちわかんなくて…」
上手く伝えられないことにもどかしくなりながらも一生懸命伝える琉生の言葉に真剣に耳を傾けるつばさ。
「境目……主張したいこと…」
「上手く言えなくてごめん…でも、普通によかったのは、よかったよ?もう少し詞に想いをのせてもいいんじゃないかな?」
「詞に想いをのせる、ですか?」
琉生の言葉につばさは目を見開き驚いた
「うん、高橋さんが恋愛?した経験とかもし今想い人がいるならその人に向けてとか…?」
ー…やべ、自分でいってなんだけど、もし高橋さんに恋人とか想い人がいたらどうしよ…
そうおもいながら、チラッとつばさの様子を伺いみた琉生は頬を真っ赤にさせ琉生を凝視するようにみつめているつばさと目があった
「高橋さん?」
「っ、は、はいっ!?」
ー…え、なにこの反応…
「つばさー、ちょーーと、おいでー?」
つばさの反応がなにを意味するのかいまいち理解できなく固まる琉生を余所に菜摘はつばさを呼ぶと教室の隅でつばさと話をし始めた


