「そ、そういえば、二人はなにしてたの?そ、その…チャラい方がいいとか、聞こえたけど…」
落ち着きを取り戻した琉生は敢えてダサイという言葉の部分を言わずに話した
「あぁー、さっきの会話聞いてたんだ?」
「あれですか…あれは……はぁ…」
琉生の質問につばさと菜摘は二人で暗い顔をさせ沈んだ…
「え?え?」
ー…え、俺なんか不味いこと聞いた…?
そんな二人に慌てる琉生。
「えっと…今新しい曲考えてたんですよ…それで、あの…今まで作った曲よりダサい?地味?な感じになっちゃって…」
「今までの曲がノリのいいチャラい感じだったから余計にそう感じるんだよねぇー…」
「今回の新しい曲は、“恋愛”をテーマにした作詞・作曲なんですけど…難しくて…」
そういうと、二人はまた落ち込み沈んだ。
ー…俺のことじゃなかったんだ…
二人の話を聞いた琉生は安堵した。そして、勘違いしてたのを恥ずかしく思い少し頬を掻いた


