音に満ちたあの場所で


引っ張られながらも中にはいると菜摘はなにやら、紙とにらめっこしていた

「阿部ちゃん、坂本さんがきてくれたのですよ!」

いまだに手を握ったまま菜摘ににこにこしながら声をかけるつばさ

「ん?…あぁ、琉生君いらっしゃい…二人ともいちゃつくならでてけや…」

菜摘は琉生の姿を確認したあと握りあってる手に目を向けたあと、不機嫌丸出しでいった

「ふぇ…?あっ、あわわっ、こ、これは…!!さ、坂本さんごめんなさい!」

菜摘の言葉につばさはきょとんと首をかしげていたが、菜摘視線に目をやると顔を真っ赤にさせ慌てて手を離しあたふたとするつばさ

「だ、大丈夫だから、ね?だから、落ち着いて…!!」

「はぅー…」

赤くなっているつばさに琉生も顔を赤くさせつばさを宥める二人を見た菜摘は……

ー…どこのピュアっ子たちやねん…あかん、普段はからかうけど、今はイライラにしかなんないわ…

と、ため息をつくのだった