「つばさいくよー!」

「あっ、まってください…!」

琉生に頭を下げ、慌てて菜摘を追いかけるつばさの背中を優しく微笑みみつめている琉生

すると、ふと足を止め振り返りつばさは…


「もし音楽に興味を持ったのなら、また音に満ちたこの場所にきてください!」

満面の笑みを浮かべ、大きく手をふるとクルッと背を向け菜摘を追いかけ走り去るつばさをみた琉生は…


「~っ!!////」

ー…な、なにあの満面の笑み……!反則…!可愛すぎでしょ…!

その場にうずくまり

ー…俺、ユリさんより好きになってる…

ひたすら悶えながらかんがえていた


ー…