音に満ちたあの場所で


ー…いやいや、失恋したばっかでこれは…ないだろ!!

そう思い、首をふる琉生に首をかしげるつばさ

「あっ、気にしないで?」

「?はい、わかりました…?」

「そ、そういえば、そのさっきの曲…アリス?って、曲だけなの?歌はないの?」

慌てて、話題を考えとっさに思ったことを問う琉生。

「はい、人の心を少しでも癒せられたら…そう思って作った曲なので、詞はないのです……」

音楽のことに触れらると嬉しそうにふわりと微笑み答えるつばさ。

ー…っ、かわいい…って、いやいやいや、な、なにを…

心の中で格闘する琉生に気づかないつばさと菜摘は二人で音楽で盛り上がっていた

「つばさの曲はホントにすごいんだから!あたし、つばさの作った曲で歌うの大好きだもん!」

「そんなことないですよ…!阿部ちゃんの歌が上手いだけです!!」

少し落ち着き、つばさと菜摘の話を聞いていた琉生はホントに仲良しなんだなぁと微笑み見守っていた