ぶっちゃけ、はっちゃけ、No.1!!

家に着くと、タンスにしまっている
体操服を取りだしてそれに着替える。

そして、また自転車にまたがって
今度は中学校へとこぐ。
息はもう、とっくに切れていたし
膝もこぐ速度を落としていたが、
それでも自転車をこぐ事ができた。

なぜだか、体の底からは
エネルギーがいくらでも湧いてくる
ような気がした。


再び学校に着いて、体育館に
向かっていると、真尋がいた。

「良かったね、間に合ったじゃん!
 部活まであと30分あるから、
 それまで自己紹介しようよ。
 凉歌が知らない人もいるしさ!」

真尋に連れられて歩くと、
八人の女の子が並んでいた。