「おじさん、アレどこ??」

私はキョロキョロしながら聞いた。



「そこだよ~」

とおじさんは言うと物入れを指さした。


そこには少し大きめの箱があった。

私はその箱に近づくとおじさんに




「おじさーん、これ?」

と聞いた。





「そーそー、それだよ」


おじさんは頷きながら言った。




私は箱を開けた。





箱の中には小さな子猫が入っていた





私はその猫を抱き上げゆっくりと撫でた。






すると、子猫は


「ニャー」



と鳴いた。




おじさんはその光景を見ていた。



すると





「子猫ちゃんはフェラリスちゃんの事気に入ったみたいだね。フェラリスちゃん子猫ちゃんを大事にするんだよ」




おじさんは微笑んでいった。



私はコクリと頷いた。