先週から、大学、短大、専門学校への進学に向けて早朝の補習が7時半から始まり、うちのクラスは朝から欠伸が連鎖する。




クラスの大半の人間が睡眠学習をしている状況下で、この補習がどれだけ意味を持つのだろうか?




そんな愚問を打ち消し、退屈な補習に集中しようとする。




このまま皆と同じように怠けて、親のようになるのが怖かった。




私だって皆と何も変わらない。




勉強なんて大嫌いだ。




でも何の才能も無い私に努力出来ることなんて、勉強しか無いから。




私は努力することで必死に自分を支えようとしていた。




ちょっとでも気を緩めると




・・泣きそうだったから