命の源

「優〜!!俺も手貸して〜」



必死な声がするから、勢いで私は声のする方に手を差し出す。



気が付くと、私は雄介に手を強く握られていた。




「よし☆これで次の数学絶対いける!!」




実子同様、根拠の無い自信を付けた雄介。




ねぇ、ハル。




信じるってこういうことですか?




温かい体温を感じる雄介の手。




現実の温かさに触れても、私は、ハルのことを考えていた。