命の源

梨果は、手首からの出血がひどく、安静が必要なため入院することになった。




梨果の居る病室に向かう私と雄介。




大勢の人間が病室に押し掛けるのは迷惑なため、クラスの代表として、クラス委員の私達がお見舞いに行くことになったのだ。




梨果の母親に案内され、病室に向かう。




梨果の母親の表情は暗い。



「梨果・・意識は戻ったんだけどね。
私達のこと覚えて無いっていうのよ」




梨果の母親から聴かされた梨果の現状は私達の想像以上に重いものだった。




「覚えて無いって・・」




雄介が、困惑の表情を浮かべる。




「それって・・記憶喪失ってことですか?」




私達は、言葉を失った。




何で?




何で、そんなことに・・




梨果。