命の源

誰も居ない音楽室に横たわっている梨果。




腕をだらんとたらし、手首から血を流している。




手にはカッターを持っていた。




それは、リストカットの後だった。




出血の量から、相当深く傷をつけたのであろう。




梨果の制服が血で赤く染まっている。




「うあぁぁぁぁぁぁぁ」




私は悲鳴を上げた。




梨果の姿が母親の姿とだぶる。




息が出来ない。




また、私の前で




人が死んでいくの?