命の源

「え〜時間無いんで、音楽室にあった楽譜かっぱらってきました〜」




雄介の手には、なにやら楽譜らしき白い紙がひらひらと舞っている。




「学園天国に決定☆」




雄介が意味も無く親指を突き立てた。




その場に居た生徒会一同は、顔を見合わせ苦笑いを浮かべる。




「曲なんてこの際、なんだっていいんすよ〜」




修平が雄介の乗りに困惑の表情で立ち向かう。




「俺、楽器全く弾けませんよ?」




坊主頭の野球少年、修平。




確かに彼に楽器は弾けまい。