「私が彼女たちを呼んだことくらい、分かってるだろう? さぁ、行くよ。」 置いてけぼりだなぁ、なんて思ってたら紅王子-プランス・ルージュ-たる人と目が合った。 そんな矢先。 「つれないねぇ、」 プランセス・アズールと呼ばれた良い顔をした彼は、 プランス・ルージュと呼ばれる美しい人に 優しく口づけをした。 …手だけど。