携帯を買い終えた後、俺達は昼飯を食べに行った。



リカが知ってる卵料理の専門店。



チェックのテーブルクロスや、小さな観葉植物。


店の至る所に、かわいい雑貨が飾られている。


若い客が多く、明るい声が店内に溢れていた。



リカが一緒じゃなければ、多分俺が一生来る事のない様な店。





リカは嬉しそうに、メニューを見ている。




「どれもおいしそ〜」




「食べれるなら、全部頼んでいいよ。」


俺が言うと、リカは驚いた顔をした後、クスッと笑った。



悩んだ結果、リカはデミグラスソースのオムライスを注文し、俺はトマトソースのオムライスを注文した。




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