今考えれば、部活に所属するだけというか、手伝いとかサポート位なら、私でも出来ると思ったから。




マネージャーと言う目標みたいなものは、今の所やりたいなって願望があって、実現させたいと思ってる。




今後、どうなるかはわかんないし、その前に高校に進学出来るかどうかが問題だ。




私みたいなお馬鹿を受け入れてくれる高校何てあるのだろうか。




じっと考え事をしながら教室を出ようとすると、それに気付いたジャージ姿の愛生が私に元気良く手を振りながら、



「じゃあねー美月!」



と笑顔で言った。




「うん。また明日」




そんな愛生の元気な声とは対象的に、素っ気ない返事をする私。




…何で私ってこう何だろう。




つくづく自分が嫌になる。