雄輝お兄ちゃんは、私に近付くと、最後のお別れハグをしてくれた。




でも、私は嫌だった。




雄輝お兄ちゃんと、離れたくなかった。




そしたら、雄輝お兄ちゃんは、ある約束をしてくれたんだ。




「…じゃあさ、向こうに着いて、暫くしたらメッセージを送るよ。」




えっ?




「…メッセージ?」




「うん。だから、それまで待っててね」




雄輝お兄ちゃんの言葉で、私の気持ちは一転した。




「うん、わかった!私、待ってるから!絶対絶対、待ってるからね!」




私がそう言うと、雄輝お兄ちゃんはニコッと笑った。