渋谷駅前…週末という事もあり、カップルや学生の団体で人がウジャウジャ…その中にタバコをくわえた晃の姿があった。

「おぅ!エイジ!お前に誘われるなんて久しぶりだなぁ!あっ!だから今日どしゃ降りなんだ☆笑」

晃は相変わらずハイテンションだった…

「晃…もう終わりにしよう…」

「何をだよ?つうか後ろの誰?」

「俺はカイト…エイジの相棒や。晃くん。君にあのゲーム渡したんは俺やで。」
「あぁ~アンタだったんだぁ。残念ながらイベントは発生させてないよ。」

「知っとる。今日呼び出したんはエイジや。俺にゃ関係ないわ。」

少し間が開いてボクは口を開いた。

「晃…和久井を殺したのはお前だったんだな。」

「何バカな事言ってんだよ!アイツは自殺だろ?それに俺はアイツが飛び降りたときお前といたじゃねぇか!」

「その謎はもう解けてるよ…」