部活のみんなと、余韻に浸っていると、 「あの、ドラムの方ですよね? すごくかっこよかったです。」 と突然握手を求められた。 「え、あ、ありがとうございます!」 わたしも手を握り返す。 握手した相手は、背が高くて 笑顔の素敵な男の人だった。 わたしはその時、恋をした。