他の誰かの、ではなく。

自分自身の気持ちと。


真正面から向き合うのは、これが初めてだったかもしれない。


モヤモヤしたものから、ずっと目を背けてきた。
理由も分からずに気分が上下するのを、ただ流れに任せて、時間が過ぎて波が収まるのを待っていた。


そうさせたのは、何かを恐れる臆病な気持ちと――、ただの、怠惰だ。

だから。
ボクは沢山の真実を、見逃してきたんだ。


道は、誰かに開いてもらうものじゃなくて。
自分で、切り開かなくては。


星はただの道標であって。
誰かに頼るのではなく、そこへ向けて、自分の足で歩かなくては。