私はクラス委員長、今まで風紀を乱したものはみんな直してきた。

なのに輝が現れてからは全てわたしの心を含めて荒らされた…

初めて輝と話したとき…
「どけよ、踏んで欲しいの?」

と言われた…心の中ではドキッとした






それ以来私は輝にかまって欲しくてわざとうるさく話しかけている。



「…輝」




かっこいい…あの誰にも屈しない強い意志

ゾクゾクしちゃう…!!


「…?」

後ろから足音が聞こえる


誰かが階段を上がっている?










「…あれ、いいんちょー?」


「っ!」

輝が階段を上って上まで来てた。




「めずらしーね、いいんちょーサボリなんて」


「…べっべつに…具合が悪いから休んでるだけよ」

顔が赤いのを隠すのが精一杯
下を向きながら逃げようとすると


手を引かれた

「いいんちょーちょうどよかった。」


手!!手を引かれちゃった!!!
「なっなによ!」
もう、動揺を隠せない…ドキドキが止まらない

すると、輝は何かを思いついたようにニヤリと笑って








「いいんちょー、キスしろ」




「へ?」


それはあまりにも突然だった
「キスしないと、いいんちょーの秘密ばらしちゃうよ?」

まさか!さっきの独り言聞こえてたの?
そんな…やばいよ

バラされたら私のクラスからの信頼がなくなる!



「…キス?」





「ったりめぇーだろ」



キスすれば秘密がばれないで済む…それなら
震える手で輝の肩を掴む


顔をゆっくりと近づけ…











「っん…」
輝の声が漏れる



やばい、すごく興奮する


「っふ…んぅ」

輝…エロいよ…



すると、輝が私の方をつかみ引き離した
「プッ何がっついてんの?」

輝が言った一言で私は我に返る…


なっ!何やってんのよ私!!!!!
顔が赤くなる声や足も震えるドキドキが止まらない


「こ、こ、これでいいんでしょ?満足した!?!?」



もう精神が崩壊しそうなほど疲れている
そんな私を見た輝は、
「いいんちょーが俺とキスしてる写真撮っちゃった〜。
これどうしよっかなぁ〜?」



「っっな!!!!!」


なんですと!?!?
「話が違うじゃない!!!」

慌てる私に怖いほど落ち着いている輝、
「明日からお前俺のペットな」



「っっ!!!!!/////」


言い残して輝は階段を下りていった




そうして私と輝の奇妙な生活が始まった