みのりが大学を去った後も、掲示板はしばらくの間、突然逃げるように消えた彼女について面白おかしく騒ぎ立てていた。
書かれる内容は大学を去る前と後でさほど変わりなかったが、ひとつひとつの言葉が与える打撃が大きくなったのはその時のみのりの精神状態の問題だろう。
みのりは暗闇の中から、じっとそれを見つめていた。
書き込みはある日唐突に、まるで佐伯みのりという学生など初めから存在しなかったかのようにぱたりと途絶えた。
人はいつか飽きるのだ。
掲示板の住民の中では、みのりの話はもう忘れられていた。
本人にとっては、簡単に終わるようなものではないというのに。
未だに抜けきれない闇の中で、半分死んだような生活を送ってきた。
亮が今さら何を言おうが、取り戻せるものと取り戻せないものがある。
決して戻せない時の流れが、逆らえない運命が。
書かれる内容は大学を去る前と後でさほど変わりなかったが、ひとつひとつの言葉が与える打撃が大きくなったのはその時のみのりの精神状態の問題だろう。
みのりは暗闇の中から、じっとそれを見つめていた。
書き込みはある日唐突に、まるで佐伯みのりという学生など初めから存在しなかったかのようにぱたりと途絶えた。
人はいつか飽きるのだ。
掲示板の住民の中では、みのりの話はもう忘れられていた。
本人にとっては、簡単に終わるようなものではないというのに。
未だに抜けきれない闇の中で、半分死んだような生活を送ってきた。
亮が今さら何を言おうが、取り戻せるものと取り戻せないものがある。
決して戻せない時の流れが、逆らえない運命が。


