仕方がないといった様子で亮がジェシカの手帳を、みのりは玲奈と一緒に隆司のノートの続きを読みにかかった。
隆司の日記はまず、ついに身体を重ねることが出来た喜びがそのまま綴られていた。
相手のことをどれだけ愛しく思っているのかがダイレクトに伝わってくる文面に、みのりは玲奈の心情を思って顔を歪める。
が、玲奈はそこに関しては、既に大昔のことと割り切って見ているようだった。
もしかしたらみのりと同様に、彼らの交換日記を覗いている内に応援する気持ちすら芽生えていたのかもしれない。
続いて無事に帰国出来たかを案じるページ、彼女から帰国後の一報が入って安堵するページ。
最初の手紙を受け取った後、同封されていた彼女の国のクリスマスの様子に驚いたり、家族との再会を喜ぶ彼女を微笑ましく思うページが続く。
隆司の日記はまず、ついに身体を重ねることが出来た喜びがそのまま綴られていた。
相手のことをどれだけ愛しく思っているのかがダイレクトに伝わってくる文面に、みのりは玲奈の心情を思って顔を歪める。
が、玲奈はそこに関しては、既に大昔のことと割り切って見ているようだった。
もしかしたらみのりと同様に、彼らの交換日記を覗いている内に応援する気持ちすら芽生えていたのかもしれない。
続いて無事に帰国出来たかを案じるページ、彼女から帰国後の一報が入って安堵するページ。
最初の手紙を受け取った後、同封されていた彼女の国のクリスマスの様子に驚いたり、家族との再会を喜ぶ彼女を微笑ましく思うページが続く。


