「どうしたの、そんな浮かない顔して。」
「いや、別に何も起こってないよ〜
あはは〜!!!」
「お前、嘘下手すぎ(笑)」
「ギクッ」
そして、私が持っていた書き置きを取って、見た。
すると、早瀬君もみるみる顔が赤くなっていく。
「あれ〜どうしたの早瀬君〜(棒読み)」
「何でも…ねぇよ。」
恥ずかしそうに顔を俯けた。
「母さん居ないなら、何処かで食べるか??」
早瀬君が聞いてきた。
「まさかそれって!!
デートのお誘いかしら!?!?」
「デート!?!?
自意識過剰〜っ(笑)」
「ぶぅ〜っ(笑)」
私はほっぺを膨らました。
すると、早瀬君は、
「あれ〜、怒っちゃった?(笑)」
と言って私のほっぺをつねった。
「イタタタ…!!!!
こっちは、か弱い乙女なんだから、もっと優しくしてよ!!」
私はあまりの痛さにバランスを崩して、前に倒れた。
「うわぁ!!」
前に居た早瀬君を押し倒したみたいな感じになってしまった。

