「れなっ!」 れなは俺が追いかけているのに気がつくと、 「嫌ーーーーっ! 来ないでよーーーーっ!」 と叫んで、止まろうとしない。 なんか、俺、めっちゃ嫌われてんな… ま、それだけ嫌われるようなことしてんだよな… 俺はこれを望んでたんじゃないのか? でも何でこんなにも胸が痛いのだろう。