私は無我夢中で屋上に登り、寝そべった 「やっぱり私のことなんて何も思って無かったんだ…… エレン先輩もすみません…… 背中を押してくれたのに…… 私はダメな女ですね……」 『ダメじゃねぇよ』 後ろを振り向くと、エレン先輩が優しい顔をして立っていた。 「やっぱりここに居たか。」 「…え?先輩…どうして。」 「いや、お前のこと気になって… それだけだよ。理由なんてねぇよ。」