今日はなんか人が多いな…。 霊を探しながらふと思う。 「あ、発見」 イスに腰掛けたおばあさん。 シャラン 正解とでも言うように頭に鳴り響く音。 「おばあさん」 私は声をかけ、隣のイスに座った。 「どうしてここにいるの?」 おばあさんはゆっくりと私をみた。 「わたしのことが視えるのかい?」 そう驚いたように小さく言った。